COMPASS高知.Jr 記憶に残らなくても・・・

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知.Jrに3月いっぱいで卒業してしまった2歳のお友達。

昨年の12月、まだ小さかったお友達にとって、COMPASSは受け入れ難いものだったようです。
「こんにちは!」話しかけてもお友達は玄関から動こうとせず、話しかけるのも、触られるのも頑として拒否。
トイレに誘うと、騒いだり、パニックを起こしてしまいます。
保護者様は、言葉でのコミュニケーションを願い、自分の気持ちを言葉にできるようになってほしいと語っておられたそうです。
正しい言葉を覚えてほしい。

保護者様の願いを受けて、まずはCOMPASSに慣れ、安心して過ごせるような配慮から関わっていきます。
できるだけ楽しんで、たくさんの言葉に触れ、おしゃべりが楽しいものであるようにとCOMPASSでは目標を設定しました。

まずはお友達の好きなもの、興味のあることを探るところからスタートです。
試したのは動物カード、パズル、COMPASSのえすぷりというプリントでの「どっちが大きい?と選んだ方にシールを貼る」というような課題が始まりました。
どうやらお友達は、動物カードの学習がお気に入りでニコニコで挑戦していたようです。

確かに体力の問題もあったと思いますが、療育の後半になると集中力が切れ、周りをキョロキョロ見渡す動作が始まります。
好きな動物のカードや、大好きなテレビの戦隊もののお話をして、コミュニケーションを取り、笑顔を誘うよう配慮しました。

通い始めてすぐのCOMPASSのクリスマス。
クリスマスの飾り付けをお手伝いしてくれたお友達、この日はずっとご機嫌でニコニコが続いていたと言います。

お正月が過ぎた頃からCOMPASSにも慣れてきて、ここでは着座して、何かをするんだという理解が進みます。
そこで、次回のCOMPASSでは〇〇をやろうね、と必ず声をかけて見送るという決め事を行っていきました。

生活面では、トイレが難関でした。
促しても排泄をするのが難しかったのですが、大好きなキャラクターのオマルで誘い、だんだん抵抗をなくしていく作戦です。
やがて、お友達自ら大人用トイレに座り要を足せるようになってきました。
この頃から着座の時間が長くなり、落ち着きがみられ、療育に集中できるように変化が見えてきました。

実はご事情で年度末でお別れすることになったお友達。
3ヶ月前までは気に入った遊びから中々離れようとしなかったお友達ですが、3月には保護者様が迎えに来ると、さっと遊びをやめ、切り替えて帰ることができるようにもなっていました。
あんなに玄関にしがみ付いて抵抗していたお友達が、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」の挨拶ができるようになっていました。

名残惜しいのですが、COMPASSでの経験はずっと先の未来にお友達の記憶に残らなくても、確かに成長のきっかけとして刻まれたことでしょう。
「さようなら」「ありがとう」そう可愛い声を残して、お友達は明るい未来に向かっていきます。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
連絡先:088-855-9338

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