中讃地区COMPASS児童発達支援センター 1年後の笑顔の君へ

水曜日のCOMPASSです。
中讃地区COMPASS児童発達支援センターのお友達は年長さんになりました。
COMPASSの児童発達支援から数えると、頑張っている時間は1年半になろうとしています。

本能的に自分を守ろうとする子どもは、時に攻撃的な姿勢を見せることがあります。
気に入っている環境を守ろうと、お友達は、思い通りにならなかったり切り替えができないと泣いて暴れることがありました。
保護者様としても、日々を落ち着いて過ごしてほしいと願い、苛立ちをなくしてあげたいと、もっとはっきりと喋れるようになってほしいとCOMPASSへの希望を語られていました。

思い通りにならないと、お友達の感情は怒りで支配されてしまいます。
イライラすると物を投げたり、噛んだりする事がありました。
気持ちの切り替えもお友達にとってはとても難しいことのようでした。

2年前、まだセンターができる前のCOMPASSの頃から、COMPASSでのお友達の目指す方向性は一貫しています。
個別支援計画での目標は、まずは基本的生活習慣を身につけることから。
周りのお友達と楽しく遊べるように、集団の中で落ち着いて生活できるように、そして自分の気持ちを言葉で伝え、他者とのコミュニケーションが円滑に取れるように。
自分だけしか居ないような世界から飛び出して、興味関心を広げ、自信を持ってできることを増やせるように・・・そして小学校への進学を睨み、学習にも意欲をもち、落ち着いて取り組むことができるよう支えていきます。

こうしてお友達のCOMPASSの日々がスタートしました。
言葉を獲得するために、絵本の読み聞かせ、あいうえお表唱和、絵カードを。
認知能力を向上し、見通しを付けられるようになるために、コイン落とし、木製パズル、COMPASSのオリジナルプリントを。
集中力を高め、スムーズな学習や生活を送れるように、スナップやボタン付け外し、そして数の表。

最初の頃は、それはそれは手強かったようです。
気持ちの切り替えがなかなか出来ず、物を投げたり、暴れたりして怒りをぶちまけます。
自分の気持ちを伝える事が難しく、気に入らないことには、すぐに手をあげてしまいます。
着座して学習スタイルを促しても、特に「ひらがな」等にはさっぱり興味が持てないお友達。
自分の気に入った教材や、気分が乗っている科目以外の教材を見せるだけでも、怒り爆発といった感じです。

COMPASSの先生は、感情で怒ることを手放していますが、お友達がどんな振る舞いをしても、決して引き下がることはしません。
それは冷静に、でも優しく、目の前のお友達の様子ではなく、お友達の中にあるお友達の未来を見つめているからです。

一貫した長期の目標の途中、繰り返し繰り返し「できた!」の体験を重ね、手応えを感じるたびに受け入れることを学んできたお友達。
数ヶ月前までは全く興味が持てなかった「ひらがな」。
カードを見る事も嫌がったり怒っていたが、今では8割以上わかるようになってきていて、とても意欲的に取り組めるようになってきました。
周りのお友達とのトラブルで怒る事も減ってきました。
すぐに機嫌が悪くなるような場面も姿を潜め、最後まで椅子に座り、頑張って療育に取り組む意欲を見せています。

小学校まで、残り1年間どこまで伸びるか。
お友達とCOMPASSの新しいステージはすでに始まっています。
自分の気持ちを簡単な言葉で伝え、他者とのコミュニケーションが円滑に取れるようになることを願います。
数の認知を向上させ、数えられるように成長を促し、ひらがなの読みだけでなく、書くことも出来るように促していきます。

COMPASSの集団活動を通して集団生活の仕組みやルールを理解し、その中で会話や遊びを通じて楽しく過ごし、学習や遊びへの興味や関心を広げ、経験を積み重ねる事で成長を促せるように願い、1日1日を大切に過ごしていきます。
ゴールまでの取り組みの先にある、満面の笑顔を目指して。

中讃地区 COMPASS児童発達支援センター
所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東4丁目780
連絡先:0877-24-5328

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