鉛筆を投げ紙をグシャグシャに・・・自信を持たせる事と、お友達との関わり方

こんにちは!COMPASSです☘️
今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター武蔵新城に通う小学2年生の男の子の、2年半にわたる療育のストーリーです。

通い始めたのは5歳のとき。登所の際には元気に「よろしくお願いします!」と挨拶をしてくれるお友だちですが、初めての頃は「これやりたくない!」と癇癪を起こす場面が多く、鉛筆を投げたり、教材を破ったりと、学習どころではありませんでした。

お母様が違和感を抱いたのは、赤ちゃんの頃のこと。授乳の際に目が合いにくく、「みんなと違う気がする」とモヤモヤした気持ちを抱えていたそうです。1歳を過ぎても発語がなく、療育センターで発語訓練を受けることで会話ができるようになったものの、幼稚園では集団行動を避け、一人遊びが中心。小学校への進学に不安を抱く中で、COMPASSとの出会いがありました。

最初の目標は、「癇癪を起こさずに座って過ごすこと」。先生たちはまず「嫌だ」という気持ちを否定せず、「やりたくないよね」と共感しながらも、事業所のルールに少しずつ慣れていけるよう、根気強く支援を重ねました。

半年ほど経つ頃には、1時間しっかり座って課題に取り組む姿が。間違えると癇癪を起こしていたお友だちに対しては、「間違えてもいいよ」「また頑張れば大丈夫」という前向きな声かけを続け、自信を育む支援を大切にしてきました。

そして今、彼は平仮名に夢中です。野菜カードを読みながら声に出して練習したり、自分で読もうとする意欲が育っています。「やってみたい」という気持ちは書く力へとつながり、「し」「さ」などの文字をなぞる練習も楽しんでいます。

ご家庭では、「折り紙やりたい」「納豆食べたい」など、自分の気持ちを言葉で伝えることが増えてきたそうです。たとえ発語が不明瞭でも、「伝えようとする力」が、彼の中で育っている証です。

失敗を責めず、「間違えても大丈夫」と受け止めてあげること。COMPASSでは、そんな支援を大切にしています。チャレンジする力、自己肯定感、そして“やればできる”という実感。お友だちは、そんな一歩一歩を確かに歩んでいます。

ぜひ、動画でその成長の姿をご覧ください。

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