COMPASS発達支援センター松山 聞こえるようになった声、そのひとことに詰まった勇気

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター松山に通う年長のお友だちのお話です。

コンパスに通い始めたのは、5歳の夏。言葉の数が少なく、たとえ声に出しても聞き取りづらいことが多く、お友だち本人も話すことに自信が持てない様子でした。言いたいことがあっても伝わらないもどかしさから、笑ってごまかしたり、諦めてしまったりすることも……

そんなお友だちに対して、まず「話すことの楽しさ」を感じてもらうところから支援を始めました。絵カードや絵本の読み聞かせ、小集団でのやりとりなどを通じて、日常的な言葉の意味や使い方を身につけていきます。そして、発語をサポートするために、言語聴覚士による専門的な支援も導入。一音ずつ口の動きを意識しながらの復唱や、お口の体操も継続的に行いました。

春頃から、少しずつ変化が見え始めました。語彙数が増え、やりとりの中で自分の気持ちを言葉で表現できる場面が増えてきたのです。保育園の先生からは「分からないことや困った時に、自分から声をかけてくれるようになりましたよ」と嬉しい報告もいただきました。

お友だちの声はまだ時おり高音で不自然さが残ることもありますが、それもまた話したいという強い気持ちの表れだと感じています。これからも、自然な発声や会話がもっと楽しめるよう、スタッフ一同寄り添いながら支援を続けていきます。

小さな一言には、大きな勇気が詰まっています。今日もその声が、誰かにしっかり届きますように。

 

COMPASS発達支援センター松山

所在地:愛媛県松山市富久町300-2 松山西ハイツ101

連絡先:089-989-8138

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
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