COMPASS発達支援センター高松Apple 言葉の芽が、ひとつずつ育っていく日々

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター高松Appleに通う、年中の男の子のお友だちのエピソードです。

 

お友だちは、2024年5月から週3回の通所を始めました。利用開始当初は発語が不明瞭で、気持ちを言葉で伝えることがとても難しい状態でした。自分の思いが伝わらず、独り言のようにポツポツとつぶやく姿が見られることも。また、集団活動への参加にも抵抗があり、人前での手遊びやあいさつも恥ずかしさから躊躇していました。

 

「言葉でやりとりができるようになってほしい」「トイレや着替えなどの身辺自立も進めていきたい」との保護者様の願いを受けて、支援がスタートしました。

 

支援の中では、口腔体操や模倣遊び、絵カード、文字カードを取り入れ、少しずつ語彙を増やしていく取り組みを実施。ルールのある遊びやふれあい遊びを通して、他児とのやり取りにも挑戦しています。「ありがとう」「ごめんなさい」など、TPOに合わせた言葉もその都度フィードバックしながら伝えていきました。

 

集団活動では、職員と一緒に挨拶や返事を練習し、少しずつ「できた」という経験を積み重ねることを大切にしてきました。初めは恥ずかしさからなかなか参加できなかった手遊びも、今では楽しそうに参加する様子が見られるようになりました。

 

利用開始から約3か月が経った夏頃には、発語の回数が増え、簡単な言葉でのやり取りも見られるようになってきました。職員の指示を理解して行動する力が育ち、お友だちに対して自発的に声をかける姿も見られるように。

挨拶も「おはようございます」「バイバイ」と、場に応じた言葉が自然に出るようになっています。

 

「自分の思いや意志を伝えられるようになったことがうれしい」と話す先生たち。

これからは、言葉の表出が増えたことによって見えてくる新たな課題にも、ご家族と連携しながら取り組んでいく予定です。

 

小さな一歩一歩を大切に、お友だちの「ことばの力」をこれからも育んでいきます。

COMPASS高松Apple

所在地:香川県高松市伏石町2157-5

連絡先:087-899-6328

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