COMPASS発達支援センター中津Sweet 関わりの輪が広がるやさしさの日々

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター中津Sweetに通う、年長さんのお友だちの成長です。

 

2024年6月から週3回、利用を開始した当初は、発語もほとんどなく、指示もなかなか通らない日々でした。「高い所に登り飛び降りる」「他者との距離感がつかめない」「活動中にふらふら動き回る」といった場面も多く、集団の中での安全・安心な関わりづくりが大きな課題でした。

 

保護者様の願いは、「ことばが増えてやりとりができるようになってほしい」「落ち着いて座って活動に取り組めるようになってほしい」「お友だちとの適切な距離感を身につけて関わってほしい」というものでした。そこで、パタカラ体操や絵本、型はめや数字の絵カード、口腔体操を組み合わせ、楽しみながらコミュニケーションの基礎を育む支援を重ねていきました。

 

その中で、特に大切にしたのが「関わりの場づくり」です。療育活動の後に「とうぶんこれをしてから遊ぼうね」という約束を交わすことで、“待つ習慣”や“順番を守る”ことの意味を少しずつ理解できるよう促しました。

 

5か月後の11月頃には、なんと自ら「おはよう」とあいさつできるようになり、自分の気持ちを言葉で伝える場面も増えてきました。集団での活動の中では、友だちと「貸して」や「どうぞ」といった短いやりとりが自然と生まれ、距離感の保持も意識しながら関われるようになりました。また、トイレトレーニングの始まりや、自分の名前を探して読める習慣も育ち、生活の安定性も上がっています。

 

保護者様からは、「『ぎゅーして』『好き』など自分の気持ちを表現してくれるようになり、たくさんの言葉がを伝えてくれるようになりました。」との喜びの声。先生たちも、「言葉で気持ちを伝えられるようになったことで、気持ちの切り替えがスムーズになり、以前より関わりが安定してきている」と話してくれました。

 

お友だちは今、少しずつ言葉を使ったやりとりを楽しめるようになり、周りの支援や約束を理解して待つことができ、お友だちへのあいさつややさしい関わりを示せるようになっています。

 

これからも、「伝えたい」「一緒にいたい」という気持ちを大切に、ゆっくりでもしっかりと成長を支えていきます。

 

COMPASS中津Sweet

所在地:大分県中津市牛神町1-22-11

連絡先:0979-22-3078

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