COMPASS発達支援センター守口 1音から始まったことばの一歩。自分の名前が言えるようになるまで…

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター守口に通う、小学2年生のお友だちの成長の記録です。

初めて出会った頃、お友だちは座って活動を続けることが難しく、発語がなく、周囲に目を向ける様子もあまり見られませんでした。保護者様は、ことばや日常生活での関わり方に強い不安を抱えておられました。

そこで、COMPASSではお友だちの「興味」に焦点を当てながら、少しずつ着座する時間を確保し、発声を促す関わりを始めました。あいうえお50音の絵本やパズル、絵カードなどを使い、無理のない範囲で「やってみたい気持ち」が引き出されるよう工夫しました。

活動中は、先生が口元を見せながら、ゆっくりとしたテンポで発音を繰り返します。また、トイレや手洗いなど日常生活の場面でも、絵カードを活用して行動の見通しを立て、自信を持って取り組めるようサポートしました。

その積み重ねが実を結び、通い始めて約1年半。少しずつ口元を動かしながら1音ずつ声を出すようになり、自分の名前を書くことにも取り組めるようになりました。最近では、気になるお友だちに自分からハグをする姿も見られ、周囲との関わりも広がっています。

現在は、学校での授業中に鉛筆を持って取り組むこともできるようになり、簡単な指示にも耳を傾けられるように。着座姿勢も安定し、発語もさらに増えてきました。

保護者様からは「こんなに声が聞けるようになるなんて」と驚きの声が聞かれ、先生たちもその変化に大きな喜びを感じています。

今後は、ひらがなの理解や発語の定着を進めながら、自分の気持ちを言葉で伝える力を育てていきます。また、お友だちとの関わりの幅を少しずつ広げていけるよう、支援を続けてまいります。

COMPASS発達支援センター守口

所在地:大阪府守口市佐太中町1-3-5 ピースフルマンション101号室

連絡先:06-6991-9138

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
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