COMPASS高松 あの頃、そしてこれから

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松Jrに通っているお友達、小学校3年生の秋を迎えました。

最初のご相談時、保護者さまにも深い思いがありました。
勿論大切な我が子ですが、落ち着かず、椅子に座れず、会話も成立しない毎日は、保護者さまを困らせてもいます。
できれば言葉を聞きたい、できれば息子と話をしてみたい・・・
一緒に買い物をしたり、レストランに行ったり、旅行に行ったり・・・楽しい毎日を送りたい。
ご相談いただいたのは、もうすぐ年長にあがる春の頃、小学校への進路を考え始める時期でした。

今日の集団活動は、「おやつピザ作り」
他のお友達とみんなでシートにチーズや具材を載せてオーブンで焼き上がりを待ちます。
順番を守って、食べる時も揃って「いただきます」と、ご挨拶ができています。
それからお片付けまで率先して行っているお友達。
時折弾ける笑い声、みんな楽しくお友達を囲んでいます。

かつてのお友達は、集団活動には全く興味がなく、誰かと一緒に何かを作ることなどできないのではないか・・・と心配するほどでした。
ところが、最近ではおやつ前の「静かタイム」「ピザ作り」「工作」など、どれも積極的に参加できるようになりました。

COMPASSに通い始めた頃のお友達は、決して椅子に座ろうとしませんでした。
促すためにほんの少し肩に手を置いただけで、思い切りその手を振り払って、大声と大暴れ。
気持ちが落ち着くまで少し時間を置こうとしましたが、目ざとくパズルや積み木を見つけると、勝手に出す始末。

教育(療育)は、お友達の未来を切り開く力を付けてもらうための心を込めた支援です。
お友達にとってCOMPASSは、きっと日常とは違う異空間だったのでしょう。
落ち着かない場所で、見慣れない先生やたくさんのお友達に囲まれて、実はストレスがあったのかもしれません。
やがてCOMPASSが自分の「居場所」になった頃、ようやくお友達がいろいろなルールを受け入れ始めます。

着座を促すと、それに応えて座れるようになり、ブロックを積むこと、洗濯バサミで指先を使う練習、絵カードやあいうえお表、絵本の読み聞かせ、真似して発音、やる気を見せるたび褒められ、それが嬉しくてもう一回、もう一回と頑張る姿が見られるようになっていきます。
やがて勝手に色々持ち出してはいけないことを理解し、先生の手を引っ張り、指をさして「とって」と言葉が出るようになりました。
試行錯誤の毎日で、一方通行のこともありましたが、今では挨拶もできるようになり、先生の質問にも少しずつ答えられるようにまで成長しました。

COMPASSに来ると元気にご挨拶、次に「本日の課題」プリントを頑張ります。
30〜40分ほど着座姿勢を保ち、終わらせるまで集中するお友達。
ご家庭や小学校の先生と連携しながら、お友達にあったプランを練り、学校の進みに合わせて文字や数字も頑張っています。

観察力もあるお友達は、つい先日、絵本を見ながら「同じだよ」とブロック作った鉄砲を見せてくれました。
あの時のお友達はもうどこにもいません。
まだまだ成長の途中ではありますが、乱暴な振る舞いもなくなり、楽しくみんなで過ごせるようになりました。
幸せに愛される未来を目指して、COMPASSはお友達の成長をこれからも見守っていきます。

COMPASS発達支援センター高松
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 Ⅱ 号棟
連絡先:087-867-5823

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