COMPASS 高知Jr 母の想い・お友達の成長

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知JrにGW明けから通い始めたお友達。

COMPASSジュニアのお友達

 

保護者様の「言葉が出るようになって欲しい。」「集団で行動できるようになって欲しい。」というご希望でした。
心からお友達の将来を想い、幸せを願う保護者様。

COMPASSジュニアのお友達

 

毎日保護者様がCOMPASSまで連れてきてくださるのですが・・・
初めてのCOMPASSの日、お友達はそれはそれは興味津々。
COMPASSにある何もかも、そこにいるたくさんのお友達、そして先生が珍しいようでニコニコ。
少しの時間でしたが、着座してお友達が関心を見せた教材で暫く学習をやってみました。
ですが、飽きてすぐにノリノリではなくなった様子のお友達。
どうやら「座って学習をする」ことは、お友達にとって意にそぐわないことだったようです。

COMPASSジュニアのお友達

 

2回目の利用でCOMPASSに着くと、室内に入ることを断固拒否。
全身で怒りを表し、何とか入室して課題を・・・と促しては見るものの、いわゆる「ギャン泣き」です。
送ってこられた保護者様、お友達のそんな姿をみて「今日はお休みさせたほうがいいのでしょうか?」と心配されます。
先生はそんな保護者様に「いいえ。今が一番大事な時です。」とお伝えすると、保護者様もご理解を示されお任せ下さいました。
それは、一進一退の攻防ともいうべき状態で、COMPASSを嫌がるお友達と保護者様と先生の根比べが続きます。

COMPASSジュニアのお友達

 

やがて梅雨の走りを迎える頃、一つ目のキラキラの奇跡が。
その日、お友達がCOMPASSにつくと、何と自分から知育イスに向かっていき、素直に自分から座ってくれたのです。
その日を境にお友達はCOMPASSでの過ごし方が激変していきます。
先生に絵本を読んでもらったり、一緒にパズルをしたり、そして笑顔を見せてくれるようになりました。
COMPASSに来ても拒否はなく、椅子に座って色々と行うことも楽しめるようになり、学習への意欲も日に日に強くなってきました。

COMPASSジュニアのお友達

 

課題だった「言葉でのコミュニケーション」は、まだ発語がなく「バイバイ」の手ぶりや「お願いします」の時に頭を下げるなどの行動では理解を示すお友達。
少しずつ「あいうえお表」や絵本を使いながら、一音ずつ真似ができるようになってきているお友達。
キラキラした瞳で「知りたい」「教えて」とでもいうように、意欲の衰えは見せていません。
当時、きっとお友達よりも毎日お友達を送迎して下さっていた保護者様が何より辛い思いでおられたことだと思いますが、今ではこのお友達の日々の成長を心から喜んでくださっているのだそうです。

COMPASSジュニアのお友達

 

もう一つの課題だったお友達との関わりについては、どうやらまだ距離感が掴めていない様子です。
お友達との集団行動は、距離感が近すぎたり、力加減がわからずハグがちょっと苦しかったりすることもしばしばあります。
しかしながら、だんだん周りのお友達への興味も高くなってきています。
みんなと一緒に行うCOMPASSの「静かタイム」や、手洗いの順番を守るなど、できることが増えているのだそうです。

一つ一つ階段に石を積むようなお友達の成長。
お友達自身の頑張りと、COMPASSを信じてお任せくださった保護者様、想いを一つにした成果は少しずつ、少しずつお友達の未来を切り開いています。
お友達の成長の手応えに、先生も「次はこんな方法がいいのではないか??」と楽しい試行錯誤の日々。

手を取り合った同じ願い、信じて続ける学習、やがて「おかあさん」や「せんせい」という声を聞かせてくれる日も、そう遠い未来ではなさそうです。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
連絡先:088-855-9338

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