COMPASS大村.NEXT 「貸して」「いいよ」それから次は?

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村.NEXTに大村から移ってきたお友達。
大村の頃からだとCOMPASS歴は1年目になります。

通い始めの頃のお友達、まず着座が3分も出来なかったそうです。
集中がなく、課題の途中でも周COMPASSの玄関に誰かが来ると気になって仕方がないお友達は途端に見に行ってしまいます。
苦手意識で行動が狭められ、鉛筆を持つ課題は例え塗り絵でも大嫌い。
鉛筆を持つとすぐに椅子から逃げ出すか、塗り絵なども嫌いで線など気にせず全てを塗りつぶしてしまいます。

人との関わりも難しさがありました。
他者との距離感が掴めない、大きな声で奇声を発する、室内でいきなり走ってしまう・・・
他のお友達と遊んでいるとき、気に入った玩具をそのお友達が持っていると、何も言わず奪い取ってしまいます。

保護者様も我が子の将来を楽しく明るいものであるようにと願い、
人との適切な距離感をしりお友だちと楽しく過ごしてほしい
学習に興味を持って取り組んでほしい
年齢にあった行動が取れるようになってほしい・・・そんな想いを語られていました。

COMPASSで取り組んだのは、まず着座の習慣をつけること。
着座の練習のために選んだのはリング指し、シール貼りなど、鉛筆を持たなくていい課題から。
実はシール貼りも嫌がったのですが「鳥に餌をあげよう!」などとストーリーを作り、興味を引き出します。
着座に慣れてきた頃、徐々にプリントを始めてみます。
点描をトントントン・・・と打ちながら、だんだん筆記具の苦手意識を開放して行きます。

次第に鉛筆を持つことにも苦手意識が解消されて行ったお友達。
今では「ひらがな」の練習も始め、自分の名前や、家族の名前も喜んで練習をする姿が見られるようになりました。

力任せに塗りたくるだけだった塗り絵も、枠線をはみ出さないようにと意識しながら塗ることができるようになってきました。
着座の時間も延び、その日の調子で1~2時間程も机に向かうことができているそうです。

人との距離はとても難しい学びです。
いきなりおもちゃを取り上げられる経験から、他のお友達からは一緒に遊ぶことを嫌がられ、距離ができてしまいました。
逆に、大人なら一面識もない人にでも自分から寄って行き、まとわりついて困らせてしまいます。

玩具の数は限られているので、順番を決めて交代で遊ぶことで、皆同じように楽しく遊べます。
それまでは先生が間に入って順番を決める「貸して」「いいよ」とお互いに譲り合う学びを繰り返しながらトラブルを避けてきました。
現在はお友達が自主的に「貸して」と話しかけ、貸し借りができるようになってきていると言います。
最近は関係が変化し「一緒に遊ぼー!」とお互い声を掛け合い、玩具の貸し借りもスムーズに、仲良く遊ぶ姿が見られるようになりました。

少しずつ社会性の扉を開いてきたお友達。
まだ、来客時など興奮してしまうと人との距離を間違ったり、奇声を発してしまうことはまだあるものの、学習中には来客の様子を見に行くことを我慢できるようになってきました。

自分のために学ぶ、自分のためにも周りの人を大切にすることを少しずつ理解してくれるようにと願いながら、2年生になる春に向け、お友達は次の未来を作るステップに歩みを進めます。

COMPASS発達支援センター大村.NEXT
所在地:〒856-0017 
    長崎県大村市荒瀬町1083-7
連絡先:0957-46-3278

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