COMPASS発達支援センター三豊 関わりがくれた自信の芽

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター三豊に通う、高校3年生の男の子のお話です。

2015年11月から利用を始めたお友だちは、支援学校に通いながら、週に1度、木曜日にCOMPASSを利用されています。以前は、排泄のタイミングがわからず、パットを使用していても下着を汚してしまうことが多く、また、お友だちとの関わりも少ない様子が見られていました。

 

保護者様の願いは、「排泄の自立」「集団生活の中でルールを守れるように」「日常生活でできることが一つでも増えてほしい」と語られていました。

 

その目標に向け、まずは定時の排泄誘導を徹底し、パットを外して布パンツへの移行に取り組みました。また、トイレに行きたい時には『トイレ』のジェスチャーを伝えられるように働きかけ、トイレ前後の声かけやタイミングの共有を職員間で細やかに行ってきました。

 

お友だちとの関わりについても、好きなボール遊びや追いかけっこを通じて、一緒に活動するきっかけを作っていきました。はじめは職員が間に入りながらでしたが、少しずつ関わりの時間が増えていき、今では誘われると笑顔で応じ、一緒に楽しむ姿が見られるようになっています。

とくに大きな変化が見られたのは、令和6年6月。パットを外して布パンツで過ごし始めたお友だちは、最初こそ失敗があったものの、1ヶ月後にはほとんど失敗もなくなり、その後も布パンツで安定して過ごせるようになりました。冬場には寒さで失敗することもありましたが、それでも本人の頑張りと周囲の見守りによって、大きな一歩を踏み出しました。

 

今では、トイレに行きたい時にジェスチャーで職員に伝えることが増え、声かけにもスムーズに応じてくれます。そして、集団活動の中では、同年代だけでなく年下のお友だちとの関わりも楽しめるようになり、表情もいきいきと、自分をアピールする様子がたくさん見られるようになってきました。

COMPASSでは、これからも排泄行動のさらなる自立と、お友だちとの関わりを深められるような環境を整えながら、一歩一歩を共に歩んでいきます。

 

COMPASS発達支援センター三

所在地:香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074-4

連絡先:0875-23-6088

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