COMPASS本部教室 お友達、枝をいっぱいに広げて

金曜日のCOMPASSです。
本部教室に5月から通い始めた女の子、小学校になって初めての夏休みを迎えています。

お友達は身辺自立を学び、小学校でも楽しく過ごせるようにと頑張っている毎日です。
身辺自立を気にかけられていた保護者様。
困りごとの1つでもあったトイレについても取り組みをおこなってきました。
紙パンツを使っていたお友達ですが、COMPASSにいる間は布のパンツに履き替えて過ごしてもらうように心がけました。

失敗してしまうと、気持ち悪くて嫌な感じを体験します。
通い始めの頃はトイレに行きたいという意思表示がなく、度々先生にトイレを促され、成功した時には「ごほうびシール」を貼るように。
シールをもらうのが嬉しくて、トイレに行く、排尿するという一連の動作が日常的なものになっていきました。

小学校では45分授業なので、しっかりお話を聞く習慣がつくと、お友達の学校生活が楽しいものになるはずです。
当初は離席が多く集中が続かないお友達に、正しい姿勢で学習することに少しずつ慣れてもらえるように導きました。

そこで取り入れたのはCOMPASSオリジナルの「静かタイム」
「静かタイム」は正しく着座して足と手を膝においた状態で黙って座ります。
座禅にも似たそのプログラムは、集中力が養われ、着座時間の維持に繋がる効果が期待できます。
お友達の「静かタイム」は15分間。
その間先生は寄り添い、声かけを続け、出来た時は「よく頑張ったね!」とたくさん褒めます。
時折意識が他へ向かい、飽きてきてしまうこともあるのですが、最近では周りのお友達が頑張っているのを見ると、ハッと気づいて姿勢を正せるようになってきました。
自分で気づき、軌道修正ができるようになったこと、これは大きな成長です。


多方面からの成長の促しの成果か、お友達は学習にも落ち着いて取り組む事が出来るようになってきました。
最初のころ、鉛筆を正しく持つ事が出来ず、字や数字を書くのが苦手だったお友達には、先生が手を添えてなぞり書きからスタート。
回を重ねるごとに、だんだん筆圧が強くなり「なぞり書き」や「運筆」も上手になってきました。
やがて、先生が手伝うのを嫌がるようになり、積極的に自分から鉛筆を持ち1や2の数字については一筆書きが出来る様になりました。

集団活動で行われるラジオ体操でも、決まった位置で体を動かす事が苦手で戸惑っていたのですが、先生が体を動かすのを手伝ったり、優しく元気に励ます先生。
お友達は次第に変化を見せ、定位置で先生の体操の動きを真似ています。
できることが増え、それが自信に結びついたお友達、体操でも大きく手や足を動かし、笑顔で楽しめるようになってきました。

この3ヶ月で、お友達は「困りごと」を手放し、代わりにたくさんの「できる!」を掴み始めました。
「できる!」は、やがてお友達の2学期を、来年を、将来を全く違う世界へと導く小さな芽生えとなり、グングンたくましい枝を伸ばしていくことでしょう。

COMPASS発達支援センター本部
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